山行報告 | ||||
報告者 石田輝夫 | ||||
山行日 | 平成22年7月7日 | 天候 | 晴れ | |
ルート | 江土登山口→大岩山→中川清秀の墓→猿が馬場→賤ヶ岳山頂→飯浦切通し →余呉湖畔→湖畔半周→観光館 | |||
コース タイム |
余呉湖観光館(10:20/10:35)−江土登山口(10:40)−中川清秀の墓(11:10/11:20)ー賤ヶ岳頂上(12:10/12:55)−余呉湖湖畔(余呉湖荘前)(13:30/13:35)−余呉湖観光館(14:10) | |||
参加者 | CL:石田輝夫 SL:佐坂茂美 男性:秋月、守口、村上、西上、北川、稲垣、弓仲、三宅、樋口、金本、西川、隅谷、 広瀬、後藤、石橋 女性:西上、吉津、上杉、徳田、上田、守口、玉井、秋月 計 : 25名 |
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山行報告 | ||||
梅雨の谷間、天候にも恵まれ、総勢25名の参加、6月末の締切後もぞくぞくと申込、7名も増員。
往路は、節約の為、京都東まで高速、湖西道路を経由して、余呉湖畔の観光館駐車場に到着。 佐坂氏の指導で準備体操、今回2班編成(3班が適当だが)にして、私も含めて、入会の新しい人に経験を積む為、班長に隅谷さん、広瀬さん、班長補佐に後藤さん、石橋さんに依頼、 班の間の調整役をベテランの金本さんに依頼して、晴天の中、観光館駐車場を出発。 登山口に、いのしいよけのケーブル(高圧電流?)を踏み越えて、登山開始。 うっそうと茂っている杉の植林、蒸し暑く,風は通らないが、広く歩き易い遊歩道。 程なく、中川清秀の墓表示、左折し休憩、見学。立派な墓。全員が壮絶な戦士、この戦いによって賤ヶ岳の合戦が始まって、羽柴秀吉が柴田勝家を破って織田信長の後継者になった、歴史上の場所。 猿が馬場を通過、傾斜がきつくなって、ブナ林の中を進む。「熊出没注意」の看板、熊がでる? 丸太小屋のトイレが見えてきて、山頂に到着。山頂は広く、展望良好、右に余呉湖、左に奥琵琶湖。 木陰の下で、それぞれが昼食、平日のせいか、他の登山者は2名のみ。山頂は独占状態。 昼食後に、秋月会長より、ザックの持ち物検査、ベテランの人はそれなりに充分の装備。 言い訳不要、どんな山行でも、最低限の個人装備持参の必要性を痛感。 東屋のすぐそばに下山路、樹林の中、階段の急な道が続く、よく整備された木階段で歩き易い。 30分ほどで、余呉湖畔に到着。国民宿舎余呉湖荘前で休憩後、湖畔を観光館駐車場まで歩きだす。 舗装道路で、天気もよくて、歩きにくかった。このルートは良くなかった。 帰路、時間の余裕があったので、北国街道・木之本宿の見学。木之本地蔵院の門前町で、宿場町。 古い商屋や作り酒屋を見学。白木屋醤油店(江戸末期)の奥行きの長さには驚いた。 今回の山行、初めてのCLでしたが、諸先輩のアドバイスで、何とかこなす事が出来ました。 班長さん、班長補佐の皆様も、本当にご苦労様でした。 SLの佐坂さん、人員動員、バスの手配等、本当にお世話になりました。 貴重な経験を今後の山行に役立てるつもりです。 |
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ヒヤリハット ありません | ||||
賤ヶ岳感想文 | ||||
吉津雅子 | ||||
感想文ということですが梅雨の真っ只中の山行でしたが天気に恵まれ、あまりきつい所もなく、楽しく皆で登り 頂上から余呉湖を眺めながらのお弁当の美味しかったことぐらいしか文章が頭に浮かんできません。 ですから皆さん、私に感想文を書かせないで下さい。 お願いします。 |
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賤ヶ岳山行に想う(装備品検査) | ||||
佐坂茂美 | ||||
Yさんの不参加で危ぶまれた「賤ヶ岳山行」もどうにか晴天に恵まれ、なんのヒヤリハットも無く無事終了。 この山行途中でYさん(男性)の他に我が山友会にもう一人の天照大明神の存在を確認。 それは女神(めがみ)様で会員番号41番のN女子。 これで男神(おがみ)、女神が揃い、前回雨の為、中止を余儀なくされた「三輪山と音羽山」の次回実施日には揃踏みをお願いしたいものである。 何故なら山自体がご神体の三輪山は日本最古の神社であり、そこでこれからの山行晴天継続を祈願したいからである。ところで今回の山行中で始めての経験をした。 いつものように山頂で昼食を終え、集合写真を撮ったまではこれまで通りだったが、ここで突然「持ち物検査をやろうか」との囁きが耳に入ってきた。 これまでも何度か冗談で「突然に持ち物検査をやったらおもしろいだろうな」と呟いたことはあったが実施に移すことなく山行を終えていた。 今日はやりたかった。 というのも今期の一つのテーマに「安全山行」が掲げられているようで、ヒヤリハットの整備であったり、CL、SLの役割であったり、準備体操であったりと、それらが活字になり会員に徹底され始めているし、山行案内には装備に付いての指示も記されているからである。 矢張り想像通り、「ワー!」と小さな悲鳴に近い声が彼方此方から聞こえて来る。 結果は案の定「あれはなし、これもない」とのボソボソ声が彼方此方から・・・。 「三角巾、ツエルト、救急用薬品、非常食・・・・」と怠り無い先輩諸氏も。 さすがである。 余談ではあるが、運転免許取得するために自動車学校に行き始めた最初の講義で講師が運転する際には 「暗闇に泣かぬカラスの声を聞け」を頭に叩き込み運転(全てに準備)して欲しいとのことだった。 暗闇ではカラスは見えない、泣かないカラスの声は聞こえない。 要するに何がこれから先に起こるか分からないので、起こりうる事態に対処できるような心の準備をしろということだそうだ。 山も同様だろう。 「これくらいの山だからこれは不要だろう、あれも不要だろう。 軽くして、楽して行こう」てな考えで山に入ったらどうなるだろう。 事故はいつどんな条件下で発生するか予知できない。 その為にガイドブックには装備リストもある。 「万が一」に備え、諸事万端怠り無く準備し、帰宅後に「ああ これは使わなくて良かった」と思える山行にしたいものである。 |